シュレッダーにかけてしまいたい感情
6〜7年間使い続けてきたシュレッダーがついに動かなくなりました。
この機械を使い始めた頃、
それまで保管していた大量の仕事の資料を断捨離すると決め、
シュレッダーにかけました。
まだ何日も作業にかかるだろうと思っていたある日、
帰宅すると、その資料の山がなくなっていました。
夫が手伝ってくれたのです。
「すごい量だったでしょう。?ありがとう。」
そう言うと、「うん、やり甲斐あったよ。」って
くしゃっとした笑顔を向けてくれたっけ・・・。
その情景が思い出されます。
一緒に使った電化製品がこわれていく。
あなたとの思い出のなかにあるものが、
また一つ消えようとしています。
食洗機
電子レンジ
プリンター
電子ピアノ
・・・
シュレッダー
・・・
あなたが旅立ってもうすぐ3年になるというのに、
電化製品がこわれるというようなことで、
寂しさの波が、寄せては返してくるのです。