心を解き放てと言っている
先週、全日本MX 関東大会に行ってきました。
スタートグリッドに横一線に並び、1コーナーめがけて同時に発進していくライダーたち。バイクを斜面で寝かせたり、豪快にジャンプしたり、その迫力はたまりません。
このMXがブームだった時代に、全日本MXの中国大会で夫君に出会いました。
当時、全日本のチャンピオンだった東福寺選手が、
ブームが過ぎ去った今こそ、このモータースポーツを、
多くの人に知って楽しんでもらいたいと、今回、
クラウドファンディングでスタンドを設置したのです。
(写真はそのスタンドです)
その志に賛同したこともあり、スタンドで観戦を楽しみました。
一方で、夫君との時計を自分で止めたままにしている自分に気づきました。
MXの選手もマシンも何もかもが進化しているなか、
私は閉じこめた思い出のなかだけで、ひたすら呼吸をしていたんだなあって、
ぐるぐるぐるぐる小さな穴のなかを旋回していたんだなあって、
そんな風に感じたのです。
さあ、踏み出そう。